ろくじろうでは元々、香り庵というアロマ屋をやっていました。
マンガのモデルにしていただくなど、注目を集めていました。
写真は先日出店したル・ファーレ白浜春ジャズ マルシェの様子です。
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アロマ屋のディスプレイにろくじろうの写真を
ろくじろうで撮った写真の数々。これらの写真にはぜ〜んぶ老人と子どもたちの自然な関わりが写しだされています。
子供たちは、どんなに小さくても、誰が教えたわけでも無いのに、みんな名ヘルパーです。
数日前、ママのお腹に居る頃からママと一緒にろくじろうへ同伴出勤してきたタイスケ(3歳)が、
久しぶ入りに保育園を休んで出勤してきました。
ろくじろうの庭から私は偶然にもこんな光景を見たのです。
90歳を過ぎたエミコさんとタイスケが手をつないで玄関から出てきました。
ろくじろうの玄関先は段差があります。
そこでタイスケが取った行動は、自分が一段下に下り、ちいさな自分の手を差し伸べて、エミコさんの杖になったのです。
そっとエミコさんがその段を降りたのを見計らって、タイスケは走って行ってしまいました。
これがきっと彼が産まれた時から自然に目にしてきた光景だったのだと気づきました。
誰が教えたわけでもなく、年寄りの手を引くという事が、いつも暮らしの中にあったのですね。
子供たちの存在が年寄りを癒やし、年寄りの存在が子供たちを癒やす。
アロマテラピーを癒やしだというのであるなら、人の存在そのものこそが癒やしであるのだという事実を、
もしかしたならこの素人写真たちが語ってくれるかもしれない。
そんな事、考えちゃいました。