昨日は、長崎にて「看取りセミナー」
100 名以上の方が九州のあちらこちらから
長時間の運転をして、参加くださいました。
自分の死を知らない人は一人も居ない
そして、アロマオイルは
たった一つの道具でしか無く
あなたの存在そのものが
アロマオイルになり得るのです。
私たちは、アロマオイル屋ではなく、
マッサージ屋でもない。
聖なるオイルを扱っている自分に
アロマタッチをする自分に
酔わないで欲しい。
私たちは、ただの導管でしかなく
空っぽな、なにも入っていない
シンプルな導管でありたいと
願う事しか出来ない。
70年も昔
一瞬の原爆に全てを失い
何もない原野から立ち上がった人たちの
願いがこの街には有る
この地の仲間たちを
老いた同胞たちを
あたたかくオクッてやってほしいと
背中を押される
3000年立ち尽くす、くすの木の中は
空洞だという
くすの木が自らの命をつなぐために
中を空洞にしたのだと聞いた時
父を思った。
アルツハイマーという病を引き寄せ
自らの脳に亀裂を入れ
命をつなぎ
育てきれない息子や娘を
見守り続けることを
選んだのだと、
今になって気がついた。
病も、老いも
かわいそうでは無かったのだと。
長崎の街で
微細なエネルギーの詰まった
小瓶の蓋をあけること
その手を目の前の人に差し出すこと
そんな事しか出来ない無力さを
認めることかなぁ
ね、長崎。