「嗅覚が効かなくなってしまっていても、アロマは効きますか?」
前回の講座後にアンケートに残して頂いた質問でした。
大切な家族を失ったショックから、においを感じなくなってしまったのではないかとも。
そんな方にこそ、出会ってほしいのが、メディカルアロマです。前回もまなびましたが、微細な分子、含有される化学成分まできちんと分析されたエッセンシャルオイルだからこそとどきます。細胞へ、神経へ、魂へ。そんな植物の微細成分が、きっと癒してくれます。そして、同時に仕事をするのが、その精油を入れ込む人の手です。
そんな手法を学ぶのが、今回の講座の目的です。
[参考]家庭に取れ入れる、メディカルアロマの基礎講座私事ですが、頼りきっていた夫を失った我が家の母は、夫の葬儀の日に倒れねこんでしまいました。多分この時も脳硬塞をおこしていたのでしょう。娘のわたしは、アルツハイマーの父を看取った淋しさにひたる間もなく、毎日、母の背中にドテラのオイルを入れ続けました。そして、二ヶ月。もう今度は復活はないだろうとおもっていた母が、もう一度生きてみようと、たちあがったのです。
今、講座に学びにきていらっしゃる方達には、介護の手の入っている父はよいけれど、母が心配なんだとおっしゃる方が数名いらっしゃいます。アロマタッチを覚えて、8種類の精油をそろえて、やってあげたいのは母だと。
だいじょうぶです。きっと、お母さんに間に合います。家族を幸せにするために、このオイル達と出会ってほしかったのですから。