今日は北浦和にてドテラのお仲間たちに、思い切りアロマの話しを聞いて頂く機会を頂きました。
普段、ろくじろうで極力お薬を控えて、どんな風にメディカルアロマをつかているのか、
どこを見て介護し、人を看取っているのか、
伝えたくても今まで呼んでいただいた介護のセミナーでは、遠慮して
(白い目で見られることを恐れて….)
一切語らずにきました。
その反動で、今日は思い切り、ツバを飛ばしてきました。
二十年前、日本校の一期生として病理・解剖学を医師から受講した上に、
フランスの代替補完医療としてのアロマテラピーをイギリス人講師から学んだ事。
その時に一番衝撃的だったことが、
人を肉体としてではなく、心、体、魂として捉えるのだという思考。
その感覚が、今の自分の介護という仕事にどれだけ役に立っている事か、
アロマセラピストとして働いた二十年でこの目で見てきた摩訶不思議。
私を埼玉へ導いてくれたのは、
二十年前にホテル・オーパヴィラージュでアロマセラピストとして私を助けてくれた緑川さん。
人を雇用するという事がわからなくて、
がむしゃらに自分本位に突っ走って働いてきたあの頃、
つらい思いも沢山させてきたはずのスタッフ達が、
何故か一人、また一人と、戻って来たり、
新たな再会を果たしたり。
みんな、忘れないでいてくれたんだ、
悔しさもバネに変えてくれていたんだと、本当に人との出会い、
つながりの摩訶不思議を感じる。
今日持って行った、看取りのスライドは「いよさん」。
振り返ると、みんなハンカチで涙を拭ってくれていた。
まだ若い彼女たちが、親を思い、祖父母を思い、
きっと涙してくれたのだと嬉しかった。
一人の人が言った。
「私は人が死ぬところを見たことがないんです。人はどうやって死ぬんですか?」
私は答えました。
「それは、それは綺麗ですよ。人が死ぬ時は、とても綺麗です。
そして、最期にダイヤモンドの涙を一粒、流して旅立ちます。」
望んで頂けましたら、皆さんの所へも、どこへでも「生と死のセミナー」に伺います。
どうぞ、皆さんの大切な人達が、綺麗に温かく旅立てますように。
そして、呼んでくださった片桐さん、緑川さん、皆さん本当にお世話になりました。
嬉しかったです。