言葉が、思考が現実を変える。
過去をも変えてしまう。
そう書いたら、もっとその方法を具体的に知りたい人が
居るのではないかと言われた。
どうやって感じ、どう言葉を返しているのか、
具体例を上げて見たいと思った。
先日、このFBで紹介させていただいた
ステージⅢの乳がんだった方と、
その方にドテラを紹介するとともに、
我が親友のやっちゃんが、
どんな言葉をかけて行ったのか、
具体的に聞いてみました。
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小池さんが、友達の乳がんが消えた事を
FBにも載せてくれたので
「 貴方の話が多くの人達に伝わり私感謝されてる」
と、その彼女に話したら
「人生の最後に人助けが出来て、本当にこんな幸せな事無いよ」
と感謝されました。
病を憎まなくなれば、なお先行きが明るいと私は感じています。
彼女にとって”どうやれば死ねるのか?”
だけを考え生きて来た三年間だった。
吐き気がする程の毎日をたった一人で耐えてきたと言う。
口を開けば、捨てばちな言葉
笑顔なんかとっくに忘れた毎日。
その結果乳癌、ステージⅢ
死んでも良かった彼女が
生きる気になったのがその病を告げられた日。
一年半前の話し。
最初はDDRとミネラル。
今月に入ってからアロマタッチ8本入れ。
その彼女からこんな一言
「 物事を批判的に見るしか出来なかった私が
何故こんなに日々安定しているのかしら?
もしかしたら、アロマの力なの?」
と、突然聞いて来た。
最初の頃、彼女からのメッセージはいつも重く
どうしてあげる事も出来ない自分の無力さに
溜息ばかりだった。
先立たれたご主人に対する批判的な言葉は
最近では感謝の言葉に変わって来ている。
アロマにはどん底から救い出せる力がある。
病もここからスタートが出来るならば
免疫力の働きが違うのでは無いかと感じた。
彼女に私がどんな言葉を掛けて来たのか、
思い出してみました。
「なんで私の電話番号が古いアドレス帳に残っていたかわかる?
全く連絡も取り合っていなかった私に
電話してみようという気になったかわかる?」
彼女も一度ダメだったらそれで終わりの自分なはずだったのに、
この私との再開は不思議でしょうがないと言う。
「そうだよね?ニ度も連絡してくれたんだよね…
先立ったご主人がそうさせたんだよ。
やっちゃんに電話しろ!って
やっちゃんならやってくれるから連絡しろって!」
(と二人で笑う。)
「ご主人は自分の勝手で、
一人この世に残してしまった女房に
謝りたくて何かできないかと考えた挙句
私に連絡して貰おうと考えたたんだよ!
だから大丈夫!
居ないけど、居るよ!
病院の先生も彼が選んでくれたじゃない!
彼は今、仕事してるよ。
この世に居る時にはしてくれなかった仕事を
今、一生懸命してるよ!
良かったね!治るよ!
治るだけじゃなくこの後、恩返しの人生を選べる!
普通だったら親がいて、子供がいて、
介護だなんだと色々な人生があるのに、
なんの枷も無く自由に恩返しの人生が送れる。
行動や態度で表すのが難しくても
心が穏やかならそれで充分。
彼だって安心してるに決まってる。
良かったね!
以外に簡単だったね。
良かったね。」
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うろ覚えだけれど、
こんな言葉を、何度も彼女と交わしてきたのだと
聞かせてくれたやっちゃん。
夫に目の前で自死され、
自らも死ぬ事だけを考えてきた親友。
「物事を批判的に見るしか出来なかった私が
何故こんなに日々安定しているのかしら?」
と、彼女に言わせたのは、
ドテラのアロマオイルと、
やっちゃんのアファメーション。
死にたいという人に、
良かったね、
簡単だね、
シアワセだね
という言葉を
注ぎ続けてきた。
それは、ろくじろうでも同じだ。
死にゆく人に「シアワセだね」と言う。
心からの言葉を投げかけ続けた時に、
いつのまにか、相手のふところに、
「しあわせ」の泉が溢れ出す事を知った。
こんな自分にも、シアワセと愛が在ったのだと
いつの間にか、愚痴のてんこ盛りだった相手が気づきはじめる。
「私は、アロマセラピストという仕事を続けるうちに
相手のシアワセが観えるようになった。
相手が今、シアワセなのかどうかが、
触れただけで、わかるようになってしまった。」
確か、そう、過去に書いていた自分を思い出した。
(撮影:介護ライター・野田明宏氏)