なんと、なんと、房総半島最南端、
白浜町の古い民家にて
普段は南青山で開催されている
アロマタッチの講座が開催されました!
そう、我が家の仏壇の前で、
ご先祖様の前で
アロマベッドが八台も並び…
その光景には、何度も目頭が熱くなりました。
だってね、アロマセラピストとして働いていたスタッフが
突然、介護屋のヘルパーにさせられて、
あれから7年。
ついてきてくれたみんなが
胸を張って、アロマタッチをする姿に
みんなの、得意そうな、満足そうな、
幸せそうな表情に、思わず謝ってしまった。
「ごめんね、そして、幸せかい?」
みんなは、深く頷いてくれた。
とびっきりの笑顔で。
スタッフだったるみねぇは
40代の若さで、
若年性パーキンソン病の診断名がついた。
「この震える手先で、
私はアロアタッチ講座を受けてもいいのかなぁ?」
るみねぇが聞いた。
「いいに決まってるじゃん!
いい、バイブレーションが出来るよ(笑)
その手で、勝負をかけてご覧よ。」
私が、答えた。
拘縮しかけた右手で、
引きずった足で、
るみねぇはアロマタッチ認定講座に臨んだ。
「私は、荒れた自分の手の平で、
精油をたらすとかぶれる背中で、
どうしてもアロマタッチ認定講座を受けたい!」
ななみが言った。
多くのクスリに溺れた過去。
科学薬品で作られた化粧品を使って、
お客様のケアをしたエステ時代。
過去の経皮毒、薬害を
体内から排毒しようとする
自らの皮膚。
その手を持って、ななみは
アロマタッチ認定講座を受講した。
るみねぇを取り囲んで、
登先生が、ミネラル&ディプブルーでのケアの仕方を
教えてくれた。
湾曲して、盛り上がったるみねぇの肩甲骨が
ゆっくりと沈み、
柔らかくなってゆく様子に、
皆から「すごい!」の連呼が上がった。
そして、病を自分に引き寄せて、大人になった。
昔のキズも、昔の毒も、昔の寂しさも、今の悲しみも
みんなアロマタッチが洗い流してくれる。
そして、幸せに変えてくれる。
ドテラのオイルが、
南房総にやってきた。
みんなに笑顔を思い出してもらうために、
私達の、小さな町にやってきた。