別人かのように元気になったるみちゃん

優しすぎる親友たちの話

「るみちゃんから買ってあげれば
るみちゃんの売り上げか何かになるのでは。
と思っていたようです。」

るみちゃんがそう書いてきた文章で、
面白いなぁと、思った。

自分の病気をダシにした、お涙頂戴商法か?と、
笑ってしまった。

「私達が買ったら、あなたが助かるんでしょう?」
レイコさんが言ったという。
るみちゃんのために、ドテラの会員になって、
アロマオイルを買い、メディカルアロマを習うのだと。

今日は、そんなレイコさんとお友達三人の契約日。
新規契約には不慣れなるみちゃんのために
私がその契約の場に立ち会った。

レイコさんは、るみちゃんに話している。

「お仕事しなさい、元気になるから」
そう言いながら、サクサク書いてゆく契約書と署名。
その会話を耳にしながら私は
「ちょっと待って!」と話を遮った。

「レイコさん、あったかすぎます。
レイコさんの今の言葉、フェイスブックに
書かせて頂いてもいいですか?
写真もいいですか?」

「え?なにが?」と、驚くレイコさん。
何がってさ、こんな優しすぎる人がここに居て、
こんな優しすぎる言葉を聞いた事、
書き留めておきたいんです。

「だってさ、当たり前じゃない。
るみちゃんの事、みんなで話していたの。
うつなんじゃないか、病気なんじゃないかって。
それなのに、一ヶ月前と今の顔が、あまりにも違うじゃない。
あなたがこれで元気になったから、私もやる気になったのよ。

あなたのお役に少しでも立てれば嬉しいし、
その人を信じられるから、買うのよ。

私はアロマ好きだから買うんだけれど、
友達は、私の事、信じてくれているから
私と一緒に買うんだよね、
他のものを止めてまで。」

一緒に居た、レイコさんの親友が言った。

「そうよ、だってるみちゃん、
足を引きずって歩いていたのに、
今は全く歩き方が違って、
別の人かとびっくりしたのよ!」

昔から知っている女の子が、
難病になった。

自分がこの子の売ろうとする商品を買ってあげれば、
この子の売上になる。

この子がこれで仕事が成り立てば、
この子が少しでも元気になれる。

同時に、この子の表情がわずか一ヶ月で変わり、
若返ってしまった事が、
誰の目にもわかる。

だから買うのだと言う。

あなたがこれで元気になったから、
私もやるのよ。と…
優しさが、身に染みる。
大事にするんだよるみちゃん。
人の優しさが、身に染みるね。

若年性パーキンソン以外、診断名のつけようがないと
言われたるみちゃんが、本気でドテラを始めたら
本当に若返ってしまった。

振戦する手足が、完全に治ったわけじゃないけれど、
どうも細胞が若返りを始めた様子。

でも、今日は、
あまりにも優しい、70代と、60代のお話し。
この仕事の、醍醐味のお話し。

優しすぎる親友たちの話

優しすぎる親友たちの話

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