もっと学びあいたい①

20年以上も前、

義母の癌治療の末の

壮絶な死を目の当たりにし

導かれるように入学した

アロマテラピーの学校。

医療の現場に長年従事してきた

イギリス人の

ベテランアロマセラピストから

直接、一年間かけて学ぶ事が

できるという、日本校の第一期生。

自分には、分不相応な受講料を

なんとか工面し、幼い子を残し、

一番前の机にかじりついて

講義を受けた。

そんな私からは華やかに感じた

周りの同期生と少し距離を置き

おにぎりをかじって、食事とした。

医師から受ける

病理学と解剖生理学

受講単位をこなし、

試験を通過してから

精油の知識、効果、効能

伝承医学としての

アロマテラピートリートメントを学んだ。

精油の知識を頭に叩き込み

学名を横文字で覚え

カウンセリング術は

クライアントの言葉にならない全体を

感じ取るのと同時に

いつ、裁判沙汰になっても良いように

カウンセリングシートに

記録を残す術を学んだ。

クライアントの生い立ち

病歴、服薬中の薬

まだ、パソコンが今ほど進化しておらず

薬の効能、副作用等も

安易に公表されていな時代

分厚い専門書を購入し、

クライアントが主治医から

処方されている薬の内容を調べた。

そして、それらを

精油に置き換える術を思案した。

(つづきます)

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