そして、神戸

ドクターミーを翻訳して出版して下さっているシュートさんご夫妻に呼んで頂きました。

いつもの様に、ただ言いたいこと言わせて頂くだけのお話会です。「当たり前の事を思いださせてもらうんだよね…」大阪の中田はるみさんが、ポツリとそう言ってくださった。

アロマテラピーなんぞというものには似つかわしくない男子達が、声をかけてくれた。「何屋をされているんですか?」そう問いかけると「塗装屋!」とか「鍼灸師」とか…

面白いアロマ男子が増えてきたぞ!

最後の質問コーナーでこんな質問が来た。

「小池さんは、どうしてそんなに優しくて、なんにでもガッツで前向きなんですか?」

絶句した。優しくなんかないし、いつも前向きなわけでもないし、人の悪口も言うし…

「でも、おてんとう様が見てますから…」そうこたえて済ませた。
今夜、京都のアパホテルの露天風呂で、ふっとその答えが飛んできた!

人の痛みに気づけるとしたなら、それはそれだけ人を傷つけ、キズついてきたから…
前向きで、いつもチャレンジャーに見えるとしたなら、それは育ててくれた親のおかげ。
一度も叱られたこともなく、一度も否定された事もなく、何にでも挑戦してみろと、いつも言い続けてくれた、父のお陰。

今日も、そんな大好きで自慢だった父が、ボケて死んでゆく姿を沢山の人に観てもらった。自慢げに、胸を張って。

なんて、娘だろう。まさか、こんな事になろうとは、父も思ってもいなかった事だろう。
それでも、お酒を飲みながら、嬉しそうに笑っている父の顔が浮ぶ。

なんでもやってみろ、若いうちの苦労は買ってでもしてみろ、何にでも挑戦してみろ…
そういって、笑いながら見守っている親の顔が浮ぶ。
ありがとう、神戸。シュート・キンちゃんの手料理は、とてもあたたかく、優しかった。

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